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スバルレヴォーグ・レクサスLSに手放し運転機能を搭載

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ハンドルから手を離して運転できる「ハンズオフ」機能を高速道路限定で持つ乗用車が国内で広がってきた。SUBARUは今秋発売の主力ステーションワゴン「レヴォーグ」の新型モデルを皮切りにこの機能を順次導入していく。トヨタ自動車も「レクサス」ブランド車に搭載していく。自動運転技術の実用化が進み、将来に向けた開発競争も激しくなってきている。

新型レヴォーグ | SUBARU

新型レヴォーグ SUBARUの最新技術を搭載

SUBARU(スバル)は10月15日、新型ステーションワゴン「レヴォーグ」を年内に発売すると発表した。高速道路の走行時に自動で車線を変更したり、速度の自動調整やレーンキープをしたりする新型運転支援システム「アイサイトX」を初めて搭載する。高速道路の渋滞時にハンドルから手を離した状態でも自動で前方の車に追従する。スバルは走行性能や運転の楽しさをブランドの売りにしており、機能はあえて渋滞時に限る。
独自の安全技術「アイサイト」を進化させ、より広い角度の障害物を検知できるようにした。高精度地図と準天頂衛星システム「みちびき」による位置測定を使い、ハンドルを握らなくても車線内を正確に走れる。

「レクサス」の最上級セダン「LS」の新型車。自動運転などの先進技術を結集させる。

「レクサス」の最上級セダン「LS」の新型車。自動運転などの先進技術を結集させる。

トヨタも年内に発売する予定の高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS」の新型モデルに同社として初めてハンズオフ機能を搭載。高速道路の走行中、運転手の監視のもと前方の車に自動で追従する。
現在、国内向けの車両で同様の機能を採用しているのは、日産自動車が昨秋発売した高級セダン「スカイライン」と、独BMWの一部輸入車だけ。日産は来年半ばに発売する多目的スポーツ車(SUV)型の電気自動車(EV)「アリア」にも採用する予定という。
自動運転を巡ってはIT(情報技術)大手も巻き込んだ開発競争が国内外で加速している。自動運転は自動ブレーキなどが作動する「レベル1」から人間が運転に一切関わらない「レベル5」まで5段階ある。手放し運転は運転支援段階の「レベル2」にあたる。
日本では4月から高速道路で人が前方を監視しなくても運転できる「レベル3」が解禁された。ただ、高級セダン「レジェンド」の新型モデルに投入予定のホンダを含め、各社は実用化の時期を慎重に見極めている。人が運転に全く関与しない完全自動運転は、各国の法整備や消費者の信頼醸成に時間がかかるとして、欧州メーカー勢などでは以前よりも慎重な見方が広がっている。
スバルはソフトバンクと組んだ無人走行の実証実験など「レベル3」以降の自動運転技術の開発を進めている。ただ、まずは身近に利点を感じられ、リスクも比較的小さい手放し運転などの導入が必要とみてレヴォーグに搭載する。

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