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アフターコロナの自動車業界を予測|3つのキーワード

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アフターコロナの自動車業界の未来はどう変わっていくのだろうか?自動車業界は、長期的発展の見直しが必要になっている。アフターコロナの世界には人々の価値観も変わり、今までとは異なる世界となるからだ。

1つ目のキーワードは「自動運転化の加速」

自動車業界においては、コロナで再認識され自動運転化が加速するのは間違いない。自動車各社の自動運転技術は絶えず進化し続けている。2020年度中にホンダ自動運転レベル3の新型車を発売する予定だ。

 

2020年中にホンダ「レジェンド」にレベル3が実装される

新型コロナ拡大後、医療機関による無人運転や遠隔操作ロボットの活躍、自動運転車で医薬品や必需品を配送する物流ロボットの技術は感染拡大防止の観点から大きな役割だと理解された。医療系MaaSで自動運転化が一気に進んでいくだろう。

米フロリダで自動運転シャトルが新型コロナテスト検体や医療物資を運搬 ...

コロナウイルス検体や医療物資を運ぶ自動運転シャトル

また無人走行の開発と密接な関係にあるのはEV(電気自動車)だ。自動運転化の加速により、自動車のEV化も同時に加速することは間違いない。

2つ目のキーワードは「小型化」

2つ目の自動車業界の未来のキーワードはモビリティの「小型化」だ。大型志向、SUV志向から日常の短距離移動を行う、経済的な小型車へのシフトが今まで以上に強まる。

新型コロナウイルスの影響で、公共交通機関の移動はリスクを伴う。さらに個室空間が確保されるマイカー需要は伸びるはずだ。そんな時代に注目すべきはシティユースをターゲットにした小型モビリティだ。テレワークが進めばオフィスは必ずしも都心にある必要はない。郊外にオフィスを構え、必要なときだけ小型モビリティでオフィスへ顔を出す。一斉に顔を合わせる必要があれば、すべてリモートで行えば事は済む。

3つ目のキーワードはモノの「ラストワンマイル」

ラストワンマイル対応の多様なモビリティ

もともとラストワンマイル対応は、超高齢者社会が間近に迫る日本での生活型MaaSとして検討されてきた。しかしコロナの影響でヒトよりもモノの移動が増え自動車の活用方法が変わる。つまり今までの自動車の活用方法が変わる。人が移動するための自動車ではなく、モノの移動を補助する自動車へとシフトしていくだろう。

ラストワンマイル向けの物流・配送ロボット10選 | 自動運転ラボ

ラストワンマイル向けの物流・配送モビリティ

コロナの影響で増加し続けるインターネット通販などの取扱量が、物流業界のキャパシティを超えつつある。EC大手の米アマゾンの配達から佐川急便が撤退した記憶は未だ鮮明で、ヤマト運輸も当日配送から撤退したほか、運賃値上げ交渉を行うなど対応に苦慮している。各社、特にラストワンマイルの配送は死活問題で、ロッカーや宅配ボックスの設置により再配達の労務を減らすなど、あの手この手で効率化を図っている。
今後も「巣ごもり」需要は継続される。モノの移動の効率化に向けたラストワンマイルの技術、サービスが不可欠になるだろう。

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