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レクサスの現在地|メルセデス・BMW・アウディとの比較

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レクサスの販売台数(国内)
2019年のレクサス国内販売台数は、累計6万2244台が売れた。対前年比113.5%の伸びで、これは過去最高の販売台数である。
2018年は5万4867台だったので、7377台の増加である。
この台数をプレミアムブランドが多い輸入車の国内販売台数と比べてみよう。

2019年国内輸入車販売台数
1位:
メルセデスベンツ 6万6553台
2位:BMW 4万6814台
3位:フォルクスワーゲン 4万6794台
4位:アウディ 2万4222台
5位:ミニ(BMW) 2万3813台

ここにレクサスの販売台数を当てはめてみると、メルセデスベンツに続く2位ということになる。
日本で高級輸入車といえばベンツ、BMW、アウディのドイツ御三家だが、近年BMWやアウディは販売を減らしている
さらに、近年の輸入車の販売動向を振り返ると、メルセデスベンツは2017年の約6.8万台から毎年のように販売台数を落としている。
BMWも、同じく2017年の約5.2万台から毎年台数を減らしている。アウディも、2014年の約3.1万台からじわじわと毎年落としての約2.4万台だ。
比較的高価格帯の輸入車の状況全体から比べても、レクサスの伸びと販売台数の実績は、プレミアムブランドとして立派な数字ということができる。

最売れ筋「UX」でも月販1000台!? それでもレクサスは成功しているのか

レクサスで一番売れている車種
2019年の国内年間販売台数において、レクサスのSUV(スポーツ多目的車)である「UX250h」が、1万4409台を販売した。
また、4ドアセダンの「ES300h」が1万1140台で、それぞれベスト50の42位と46位に位置している。

レクサスの販売台数(海外)
世界へ目を転じてみても、レクサスは2019年に年間76万5330台を売り、対前年比109.6%の伸びで、グローバルでも史上最高の伸びを記録した。
ボルボも、昨年史上初の70万台超えの実績を記録。6年連続での最多実績更新であり、国内においても、近年のボルボの存在感の上昇は目につくところだ。
多くの消費者にとって、これまでプレミアムブランドといえば、メルセデスベンツやBMW、そしてアウディといったドイツ車を思い浮かべることが多かったはずだ。それらのメーカーの年間販売台数は、グローバルでメルセデスベンツとBMWは200万台超えだが、アウディは約180万台である。

レクサスの現在地
レクサスは、1989年に生まれたブランドだ。(日本展開は2005年から)それから30年の時が流れた。トヨタの一部とみれば83年の永い歴史の上に立つが、世界へ向けた高級ブランドとしてはまだ歴史が短い。
海外のプレミアムブランドが100年前後の歴史を積み上げて今日があるのに対し、わずか30年で国内も世界的にみても、販売台数に遜色がないというのが、レクサスの急成長ぶりを示している。
ことに、2015年の4代目プリウスからトヨタが展開するTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の流れを汲むGA-L(グローバル・アーキテクチャー‐ラグジュリー)商品群が現れた2017年以降、レクサスの新車は従来以上の商品力を身に着けている。
1989年の初代レクサス「LS」は、異次元の静粛性と乗り心地を売りとし、その後の「GS」や「IS」は走行性能の高さを主張してきた。だが、突出した特徴がある一方、総合的な調和に欠ける側面もあり、プレミアムと語るにはどこかに不満が残った。
しかし、現行のLS、UX、ESは、静粛性や乗り心地のよさに充分な走行性能を加味しながら、総合的な調和を印象深く伝え、全方位でプレミアム性を体感させるクルマに仕上がっている。スピンドルグリルを特徴とする外観の造形も、ようやく馴染んできたといえるのではないか。
世界的なプレミアムブランドのクルマは、価格だけでなく、社会的な印象や地位、性能、あるいは内外装の魅力など含め、優れた存在感を持つクルマたちである。
レクサスも、それらのなかで堂々とプレミアムブランドとしての位置づけを、販売台数の実績含め国内外で示している。
レクサスは日本発のグローバルプレミアムブランドとして、着実に成長を続けている。

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