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MaaSの業界マップ2020年度版

投稿日:2020年2月29日 更新日:

MaaS各分野の参入プレイヤー

ボールドライト社は、MaaS(Mobility as a Service)業界に参入している多数のプレーヤーを分類してカテゴリーごとに整理した「MaaS業界カオスマップ 2020年度版」を公開した。配車サービスや自動運転技術、決済サービスなど、MaaSを支える各分野の企業を整理している。
MaaSの市場規模は、2030年に欧米中で合計150兆円、日本では6兆円を超えると試算されている。この成長領域に各企業が参入し各カテゴリで一早くトップの座を狙う動きは当然であろう。
同社はMaaS業界における2020年のトレンドとして、事業者間や行政が連携した統合サービスや、カテゴリーを横断した事業間連携による統合型サービスが増えるとしている。

 

(注)プラットフォームで連携する企業は一部抜粋。HDはホールディングス (出所)編集部作成

MaaSのプラットフォーム

もう少しプラットフォームの関連性がわかる上記のMaaS業界地図(2019年/毎日新聞出版)をみても参入企業の多さがよく分かる。当時280社だった「モネ・コンソーシアム」への参加企業は、2020年初頭の段階ですでに500社を超えている。

 

MaaSのサービス統合

図2:2020年現在、第1段階の情報から、第2段階の決済、第3段階の事業、弾4段階の政策、第5段階の目的地、――の順番で、サービスの統合が提唱されている(出典:ボールドライト)

ボールライド社は、MaaSのサービス統合について情報、決済、事業、政策、目的地の順に統合していくことを提唱している。例えば、第1段階、情報の統合では、各モビリティに関する所要時間や料金などの情報を統合する。第2段階、決済の統合では、発見や予約、支払いを、各モビリティや事業者をまたがってワンストップで行えるようにする。第3段階、事業の統合では、各モビリティ・事業者間でサービスやサブスクリプション方式などの料金体系を統合する。現在、サービスの統合が最も進んでいるのは、大手鉄道会社を中心としたMaaSプロジェクトである。事業者間や行政が連携した6つの大型統合プロジェクトが、2019年までに一般公開されている。2020年は、これら既存統合型サービスの拡大に加え、カテゴリを横断した事業間連携による統合型サービスが増えていく予想だ。

 

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